元町に来たのは何年ぶりだろうか。友達の結婚式以来だからもう10年は過ぎているかな。
最近、祖母にもらった時計を使っています。オーバーホールから戻ってきたもののベルトのサイ
ズが合わず放ったらかしにしてたんです。ずいぶん古い品物だから合うベルトを見つけるのをあ
きらめていたんですが、元町の内村時計店さんがその時計を専門的に取り扱っているのをインス
タグラムで知り、ベルトを交換してもらい無事現役復帰しました。
店主さんによると50年ほど前に日本で製造された物で、時を刻む精度も申し分無く、使われてい
る部品も丈夫なものが使用されていて、日本のモノづくりの良さを代表するような時計とのことで
した。
ただし、しっかりとしたムーブメントゆえに長年手入れをしなくても故障なく使うことが出来てしま
い、ある日突然動かなくなってしまうこともあるので三、四年に一度メンテナンスをしたほうがよい
とのアドバイスをもらいました。
店主さんとの会話を思い出しながら時計を眺めていると、なんだか時計も人間と同じだなあと…。
人間も適度な運動や食事に気をつけたり、健康的な生活を送ることで病気の予防につながること
は当たり前になっていますが、持続させるのが意外とむつかしいですよね。
僕自身も大きな病気になってから健康の有難みを身をもって感じています。
知らず知らずのうちに疲労を溜め込んだり、食生活が疎かになったり、しばらく湯船にもつからな
かったりと反省しています。
最近では早寝早起き、ウォーキング、しっかり野菜を食べる、湯船につかる、など日常生活に気
をつけています。あとは奥さんにお灸をしてもらっています。ちょっと肩がこったり、足が疲れてた
りしたらお灸をすえてます。疲労の回復度合いが違う気がするんです。
どんなに健康に気をつけていても具合が悪くなることはありますが、体力があれば回復も違うと
思います。みなさんもぜひ何でもない時ほど、「からだのメンテナンス」を考えてみてはいかがで
しょうか。